皆さんこんにちは、ぼみです!^^
韓国ドラマ歴10年目突入のアラサーOLが、必見韓国ドラマを紹介します!
今回はソンジュンギ離婚後初主演作、韓国でも話題沸騰となった「빈센조(ヴィンチェンツォ)」についてネタバレなしにてご紹介したいと思います。
久しぶりに人生ドラマにランクインしたこの作品、ぜひ皆さんに観ていただきたい!
血が苦手な方には少ししんどいかもしれませんが、まずは第1話の再生ボタンをぜひ押していただきたいです。本当に本当に面白かったので、その魅力についてまとめてみました。
ドラマ「ヴィンチェンツォ」のあらすじ
イタリアンマフィアの顧問ヴィンチェンツォ・カサノは、韓国・ソウルの地下に埋められた金塊を手に入れるために母国へ戻る。金塊が眠る雑居ビル、クムガ・プラザの住人たちを立ち退きさせようとするなかで、悪事を行う大企業バベルとの法廷闘争に巻き込まれていく。
https://www.cinematoday.jp/page/A0007814
あらすじをまとめるのは非常に難しいので、お力を借りました。
ヴィンチェンツォ・カサノはイタリアマフィアの顧問弁護士という設定ですので、内容はバイオレンスな場面も多いです。(そんなに激しくないと私個人は思いますが)
苦手な方は第1話や予告編を観て判断してくださいね💦
最近の韓国ドラマは、サイコパスやバイオレンスの系譜が結構人気?流行?な気がしますね。
続いて、主要な登場人物についてご紹介したいと思います!
登場人物紹介
ここでは主要人物6人についてご紹介したいと思います。
より詳しい内容については、公式サイトからご確認お願いいたします。
※韓国語かつネタバレを含むところもあるのでご注意ください。
イタリアマフィア顧問弁護士 / ヴィンチェンツォ・カサノ
イタリアマフィアの顧問弁護士、コンシリエール。冷酷残忍、敵には必ず報復する復讐主義者。
「この対価は必ず払ってもらう…」その反面、情に厚く、仲間と認めた人たちは必ず守る。
見た目は韓国人だが中身は完璧にイタリア人。
演じるのは、「成均館スキャンダル」「優しい男」「太陽の末裔」のソン・ジュンギさん。
ソン・ヘギョとの離婚後初主演ドラマでもあります。
弁護士 / ホン・チャヨン
韓国トップ法律事務所ウサン所属の弁護士。
弱き人のために戦う弁護士である父(ホン・ユチャン/ユ・ジェミョン)とはしばしば対立するが、ある事件をきっかけにヴィンチェンツォと手を組みバベル、そしてウサンへの復讐を決意する。
感情的だが勝気な性格で大きな権力に立ち向かう。
演じるのは、「恋愛体質」にて注目を浴びたチョン・ヨビンさん。
作中のファッションにも注目が集まりました✨
ウサン法律事務所インターン / チャン・ジュヌ
ウサン法律事務所のインターン。ホン・チャヨンの部下として働く。
アメリカ帰りの帰国子女のため英語が得意。チャヨンには会社の先輩以上の思いを抱いている…?
演じるのは、「ドリームハイ」にも出演している2PMのオク・テギョンさん。
完全に演技ドルの枠を超えてきました。
バベルグループ会長 / チャン・ハンソ
韓国随一の大企業バベルグループの会長。会長の座に就いているものの、どこかぎこちない。
いつも誰かの指示に従い行動するマリオネット。元会長の妾の子。
演じるのは、「サイコだけど大丈夫」で注目を集めたクァク・ドンヨンさん。
今注目の若手俳優の一人です!
ウサン法律事務所代表 / ハン・スンヒョク
弁護士とは思えないほど卑劣な法律事務所代表。強き者には弱く、弱き者には強く。
検察・マスコミ・警察、、すべての権力と人脈を結び、バベルグループの悪行を手助けしている。
演じるのは、「ロマンスは別冊付録」にも出演しているチョ・ハンチョルさん。
SM事務所で演技指導をしていた経験もあるとか😳
南東部検察検事⇒ウサン法律事務所 / チェ・ミョンヒ
ハン・スンヒョクに誘われ、検察からウサン法律事務所に移籍。
見た目は普通のおばさんみたい?いえいえ、自分が目標とすることについては何一つ動じることなく、恐怖を伴うほど冷たく処理する彼女はまるで毒蛇のよう。
演じるのは、「梨泰院クラス」でイソの母親役を演じたキム・ヨジンさん。
撮影現場ではみんなのお母さんみたいだったらしいです^^
ドラマ「ヴィンチェンツォ」の魅力5選
韓国で話題沸騰となっているのは知っていたものの、観始めたら仕事も手につかなくなる自信があったため敬遠していた「빈센조(ヴィンチェンツォ)」!
オッパも絶対に観た方がいい!というので、しぶしぶ観始めました。
ほらね、分かってましたよ…こうなることは…というくらい一瞬で全話観てしまいました。
次のエピソードボタンを押すのが止まらない!!眠いのに!!明日仕事なのに!!
と、まあ本当にものの見事にどっぷりヴィンチェンツォ沼にハマってしまいました…
やっぱりスタジオドラゴン×tvNではずれはない、ということを改めて感じたドラマです。
そんなヴィンチェンツォの魅力とは一体どこにあるのか、今回はネタバレなしにてご紹介したいと思います!
完全ダークヒーロー爆誕
「悪を以て悪を征す」という信念のもと、巨大悪徳企業バベルと闘うことになるヴィンチェンツォ・カサノ。
彼はとにかく最初から最後まで残酷で冷徹なマフィアという立場を貫き通します。
その様子はまさにダークヒーロー!
社会の不条理に対し、あらゆる手段で対抗していくカサノ弁護士の姿は、どう頑張っても権力に抗うことのできない人たちから見るとヒーロー以外の何物でもありません。
バベルグループはとにかく腐った財閥企業の典型―悪のカルテル―なのですが、その大企業を相手にマフィア式の報復攻撃をしていく様子は見ていて胸がスカッとすること間違いなしです。
カサノ弁護士がこいつは敵だと思ったら、バンバンぶっ飛ばしていくのが気持ちいい!笑
特技は殺人・誘拐・脅迫という残忍な一面を持ち合わせるものの、仲間と認めた人には最後まで情を持って接する。
その二面性が人間臭さのあるダークヒーローを生み出している所以ではないかと思います。
あることをきっかけに、ホン・ユチャン弁護士の「いつか本当の怪物に、法など関係なく悪党を追い払ってほしい」という言葉を実行に移し、完全無欠のダークヒーローとしてバベルグループの前に君臨する姿は必見です!
怒涛の展開をみせる脚本
ヴィンチェンツォは1話が約1時間20分×20話なので、結構ボリュームのある作品ですが、とにかく飽きない飽きさせない。
20話が一瞬で終わってしまい、気づいたらヴィンチェンツォロスに陥っているという恐ろしい脚本力を見せつけています。
先に申し上げましたように、ヴィンチェンツォ・カサノはイタリアマフィアの顧問弁護士。
殺人・誘拐・脅迫が得意技のダークヒーローですので、作品自体もかなりシリアスな場面が多いと言えます。
しかしながら、そのダークな雰囲気を程よく中和させるコメディ要素とロマンス要素のバランスが素晴らしく、笑いありスカッとあり涙ありの怒涛の展開となっています。
こちとら毎話毎話感情ジェットコースターです。そりゃもう上って下って回っての連続です。
それだけ激しいジェットコースターに乗っているかのように揺さぶられる視聴者の感情とストーリーですが、最後はしっかりとマフィア式の報復はこうだ!と帰結させる…本当に素晴らしい脚本だと思います。
1話1話が映画作品のように作りこまれているところも魅力ポイントの一つです^^
キャラクター造形とケミが秀逸
これは脚本力とも似ていますが、とにかくキャラクターたち一人ひとりの作りこみが素晴らしいです。
主人公のヴィンチェンツォ・カサノをはじめ、悪役たちのキャラクター造形も秀逸です。
一つ一つのセリフ、挙動が計算され尽くしていて、どんどんカサノ弁護士に肩入れしてしまい、悪党たちに腹が立つ仕組みが作られています(笑)
また、クムガ・プラザの住人たちは一筋縄ではいかない個性的なキャラクターたちなのですが、その住人たちをコミカルに愛嬌たっぷりに演じている俳優さんたちも最高!
きっとこれから大人気になるだろうな~と思います^^
そしてなにより俳優陣のケミストリーが完璧!
作品中のあるシーンは、実は台本なし、みんなアドリブで撮影しているのです。
が!そんな風にはとても見えない素敵なシーンとなっているんです!
お互いの信頼関係が築けているかつ、俳優たちが自分の演じるキャラクターを完璧に自分のものとしているからできたことだろうな、とそのチームワークに感動しました。
そしてそして、カサノ弁護士とホンチャヨン弁護士とのケミストリーは別格!
特に、ウサン、そしてバベルグループを2人で挑発する様子は見ものです。
なんだか、、お二人、、顔似てきました!?ってなってくるんです。
二人が肩を組んで会場を去っていくシーンも大好物です!ということで、第8話の二人は絶対見逃さないで~!
キャラクター造形やキャスティング秘話について、脚本家×監督×ソンジュンギの3人でトークしている映像もありますので、すべて観終わった後にご覧ください♩
笑える小ネタのオンパレード
ヴィンチェンツォでは、さまざまな作品の小ネタがところどころに挟まれており、クスっと笑える場面がとても多いです(笑)
この小ネタたちがシリアスな雰囲気を和らげてくれる一要素としても働いております。
ひとまず皆さんも観たことあるのでは?というドラマや映画の笑えるシーンをピックアップ!
これだけにはとどまらず、お伝えしきれないくらいたくさんの小ネタが登場します!
私の何よりもお気に入りの場面は、カサノ弁護士がヨリムの若旦那(여림도령)に扮して登場するシーン!
これは、ソンジュンギが一躍有名になったドラマ「成均館スキャンダル」で彼が演じていたク・ヨンハを彷彿させると話題になりました!
約10年経っているのに、美しさが一つも変わらないソン・ジュンギ恐るべし。。
ヴィンチェンツォは、すごくシリアスな場面からクスッと笑える場面への展開が絶妙なんです。
皆さんもドラマを観ながら小ネタを探してみてください^^
全てを持って行くソン・ジュンギ
長々と「ヴィンチェンツォ」の魅力について語ってまいりましたが、
最終的にここに行きつくんですよね…
ソンジュンギがとにかく美しい。これに尽きます。
彼が演じるヴィンチェンツォ・カサノは、情に厚く仲間と認めた人のことはとても大事にしますが、どこまでいっても残酷で冷徹なマフィアです。
何度も言っていますが、特技は殺人・誘拐・脅迫です。
自分を邪魔するもの、自分にとって不利益である者に対しては徹底的に報復するという人間なのです。
ここまで振り切った人間って不思議な透明感をまとっているんですよね。
常に死と隣り合わせの人はどこか儚げなことってありませんか?
(戦中の兵士の写真なんか見ると分かっていただけると思います‥)
その雰囲気とソン・ジュンギ本人の透明感・儚さががっちりハマった作品がこの「ヴィンチェンツォ」だと思います。
だからソン・ジュンギがなんだかんだで全部持っていっちゃう(笑)
美しく儚く残酷なマフィアという像を完璧に表現しているソン・ジュンギの演技は見ものです。
本作のヴィンチェンツォ・カサノは「成均館スキャンダル」のク・ヨンハ、「太陽の末裔」のユ・シジンにつぐ彼の人生キャラクターの一人ではないかと思います。
毎回カサノ弁護士の美しい姿をクローズアップしてくれる場面が登場しますので、とにもかくにもお顔が美しいソン・ジュンギ様をお楽しみください♡笑
また、ソン・ジュンギさんの公式Instagramにはビハインド写真も掲載されているので要チェック!(かっこよすぎる…)
まとめ
皆さん、いかがでしたか?ドラマ「ヴィンチェンツォ」の魅力についてまとめてみましたが、観たくなってもらえましたか?この記事を通して私がお伝えしたいことは一つだけです。
とにかく第1話の再生ボタンを押してください。笑
第1話を観たらそのまま第20話まで自動的にボタンを押しています。絶対です(笑)
ここ最近のドラマでぼみが一番ハマったといえる「ヴィンチェンツォ」は
Netflixで全話ご覧いただけます^^
この記事を書きながら、あのシーンもあのシーンもまだまだ思うところがたくさんある!
となったので、ネタバレありの考察記事も準備したいと思います(笑)
ここまで読んでいただきありがとうございます。それでは안녕~!